車を相場の半額以下で購入する唯一の方法

前回と前々回のブログでは、個人売買や現状販売の車を購入するデメリットについて書きました。しかし、市場価格の半額以下で購入できる唯一の方法は個人売買なのです!「言っていることが矛盾している」と思われるかもしれませんが、そうではありません。車の知識がある人にとっては、デメリットを理解したうえで個人売買で破格の値段で購入でき、結果的に超お買い得な買い物になる場合があるのです!そういう私も、市場価格50万以上のスバルフォレスターのターボモデルを10万円で購入したことがあります。市場価格50万円のスズキ ラパンを5万円で購入したこともあります。どちらの車も不具合箇所もなく状態はすこぶる良好でした。個人売買は夢がありますね★

ここまでお読みになって個人売買に興味が湧いてきた方に、今まで私がどのように超お買い得に購入してきたのかをお伝えします。なかなか他では得られない情報ですよ!

①個人売買になりすました業者を見分ける
前々回のブログで書いた点ですが、ヤフオクやメルカリ、ジモティー等の車の出品ページの9割以上が車屋さんや車関係の仕事の方、ほとんどプロと変わらない方の出品なのです。出品者を「個人」に絞っても結果は同じです。そうした方々は市場の相場を知っていますから購入する対象から外します。たとえ価格が1円スタートであってもです。業者は相場まで上がらなければ出品を取り消しますから期待するだけ時間の無駄です。お買い得な車は車業界のにではなくにあります。
業者を見分ける方法は、出品ページの説明に業者っぽさを感じるかどうかで大体わかります。専門用語を使っているか、ローンや下取り、陸送、車検を取り扱っているか、他にも車を出品しているか、写真の撮り方が上手すぎないか(笑)等があります。色々なページを見ていると段々分かってきます。とにかく素人が書きそうにない内容を見つけたらそれは業者です。

②売却を急いでいる人、お金に困っている人、車について何も知らない人を選ぶ
素人の出品でも、強気の価格設定の方が大勢います(^^;)中には相場以上のものまで…そうした方は大抵「今も大事に乗っていて、無理して売る気はないので値下げしません」などと言います。そのような出品者は除外します。逆に「急いで駐車場を確保しなければならないので早くに購入できる方は大幅値下げします」とか「急遽転勤が決まり、移動先で車が不要な為、出品しました」という文面を見つけたらチャンスです!
まとまったお金が今すぐ欲しい方もいらっしゃいます。「○○の費用が必要なので〇日までに決めて頂ける場合は大幅値下げします」といった感じで、本当にお金に困っている方は高く売ることより早く売ることを優先するので、購入する側としては有利に話を展開できます。
また、車の知識が本当に何もなく、相場の半額以下で価格を決める方も稀にいらっしゃいます。「父が運転免許を返納することになり、大事にしてきたヴィッツを廃車にするよりこちらで出品しようと思い、父の代わりに私が出品しました。諸費用込みで5万円です」といった感じです。そのようなページを見つけたら他の方に取られないうちに即落札する、あるいはすぐに取り引きを開始しましょう。

③値下げ交渉術を身に付ける
「値下げできますか?」といきなり尋ねる方がいますが、ほとんどうまくいきません。むしろ出品者の気分を悪くさせるだけです。相手の方も人間ですから感情に配慮し、失礼の無いようにしましょう。
まずは車の状態を尋ねる質問などをしてから値下げをお願いする理由を挙げつつ交渉するのが鉄則です。例えば「初めまして、お車の状態ですが不具合箇所はございますか?喫煙歴はございますか?外装に目立つような錆やへこみや傷は見られますか?」「恐れ入りますがタイヤの溝がかなり少ないですし車検も短いようですので、こちらの予算としても○○万円までしか用意できないのですが、このお値段まで下げて頂けないでしょうか?」といった具合に、値段を下げて頂く理由を明確にし、相手が気持ちよく応じられるよう低姿勢でお願いするのが上手い交渉術かと思います。

いかがだったでしょうか?皆様が個人売買で車を購入する際に、この情報が少しでも役立つものとなれれば嬉しいです。