小傷を放置すると…

車を走らせるといつか必ず傷が付きます。飛び石によるもの、縁石に擦ったり、自分の持ち物がボディーに当たってしまうこともあります。
避けられない傷ですが、軽い線キズや洗車傷程度でしたら問題ありません。コンパウンドで磨いて綺麗に消せます。問題は塗装下地まで深く削られた傷です。こちらをご覧ください。

赤丸で囲んだ箇所ですが深い傷を放置した結果、錆が発生しています。この錆をこのまま放置しますと鉄板に穴が開くほど進行してしまいます。
その為、深い傷を見つけた時はすぐにタッチアップ塗装をするようお勧めします。タッチアップペンはカー用品店やホームセンターで購入できます。

最近ではネットで安く手に入るようになりました。自分の車の塗装のカラーコードを調べて注文しますと、1週間以内には届きます。
タッチアップ塗装のコツは傷の部分だけに塗ることです。これが意外と難しく、写真のようにマスキングして塗る方法や、付属の筆を使わずにもっと細い筆を使ったり爪楊枝を使って塗る方法もあります。考え方はどれも同じで、傷以外の所に塗料がベチャっと付かないように薄く塗ることにより綺麗に仕上がります。