新車にコーティングをかける場合の下処理

時々、新車のコーティングの施工をご依頼いただくのですが、「新車だからコーティング剤を塗るだけなので簡単なのではないか?」というお考えのお客様が多いように感じます。確かに、傷も汚れもほぼないのでそのままコーティングをかけるのも悪くないかもしれません。しかし、キラマックスでは新車でも下地処理は必ず行い、場合によっては軽研磨も入れます。
その理由ですが、まずは下の写真をご覧ください。

これは新車のヴェルファイアなのですが、鉄粉除去剤をかけてみると紫色に反応している様子がお分かりいただけるでしょうか?(拡大してみるとよく分かります)
納車までの屋外保管中に付いた鉄粉なのか、あるいは数百キロというわずかな走行で付いたものなのかは分かりませんが、意外にも新車でもこうした汚れはあるものなのです。こうした汚れや異物を丁寧に取り除くことにより、よりコーティングの定着性が増します。

新車でのコーティングの場合は通常より少し安く施工しておりますが、こうした下処理を抜かしてはいませんのでご安心ください。