カー用品店のコーティングの実力は?

先日、エアコンフィルターを買いに盛岡市内の某カー用品店に寄りました。

用事を済ませ帰ろうと思いましたが店内にポリマーコーティングを施工した展示車を見つけました。「デモカーなのでさぞかし気合を入れて仕上げてあるのかな?」と思い、近づいて塗装面を確認してみました。結果、仕上がりのレベルはかなり低いものでした…
まず、展示車の色がシルバーという時点で期待はしていなかったのですが(濃色車はごまかしがきかない)磨きや下地処理が全然ダメでした。傷だらけで、研磨で消せる傷やウォータスポットが多数残っています。この上にコーティングをかけるより、塗装面を整えて輝かせてからコーティングをかける方が遥かに勝っています。「この仕上がりに満足するお客さんはいるのだろうか?」と疑問に思いましたが、あまりこだわりのない方が依頼するのかもしれません。

展示車がきちんと仕上がっていないということは…このお店の職人のレベルが分かります。恐らく磨き専門のスタッフを雇っておらず整備士の方が施工しているのでしょう。
技術に自信のないお店は「極力研磨を避け、塗装面を傷めずに仕上げます」というセールストークを多用するようですが個人的には「それは仕上げる技術のある職人が塗装の状態を見極めた上で研磨の度合いを判断した時に使える言葉ではないかな?」と感じています。

皆様も車磨きやコーティングは技術の高い専門職の方に依頼なさるようお勧めします。ちなみにキラマックスの磨き担当者はこれまで数百台仕上げた実績と経験を積んでいる職人です。こだわりのある方は是非ご依頼ください!