スケール除去剤で取れない水垢汚れもある
ここ数年、スケール除去剤が一般の方々にも普及しつつあります。(PROVIDEのA-06やGANBASSのREBOOT等)
このスケール除去剤は、車の塗装に必ず付いてしまう水垢の除去に大変効果的です。施工も難しくなく、注意点をしっかり理解していれば素人の方でも使用できます。(フッ化物系のケミカルが人体に及ぼす影響については詳しく説明しているページを見つけましたのでこちらをご覧ください)
スケール除去剤は初期の水垢汚れ(イオンデポジット)は比較的容易に除去できるのですが、万能ではありません。長期間放置された水垢は完全には除去できないことの方が多いのです。何故ならスケール汚れが塗装面に入り込み、一体化してしまうからです。塗装面にただ乗っかっている状態ではなく、クリア層に浸食してしまったような状態のスケール汚れは、どんな強力な除去剤を使用しても落ちないのです。
例えばこのような数年放置された車両です↓
このボンネットはどんなにスケール除去剤を使用してもほとんど変化がありませんでした。長年の積み重なった汚れはそう簡単に落とせるものではないのです。このような酷いスケール汚れ、雨ジミ、イオンデポジット、ウォータースポットは物理的に研磨して落とすしか方法がありません。
ちなみに鏡面磨きをしますとこのように仕上がります↓
最高の仕上がりには鏡面磨きは欠かせないと思います。水垢でお困りの方は是非キラマックスにご相談ください。